IE9ピン留め
   具だくさんの味噌汁

今、夫は入院中です 面会に行くと夫の話は、病院の食事の中で一番美味しくないのが味噌汁だと言う。夫と話をしているとおふくろの味が美味しいとか懐かしいとかいう話になる。私が披露するダメご飯が「いりこ入りのドブ色の味噌汁」です。確か小学2年のころ、突如、朝食のテーブルに登場し始めた。作り方は簡単でいりこで美味しい出汁を取ったあと、いりこを入れたまま味噌汁を作り、私たち子供の汁椀にだけいりこをたっぷり注ぐのです。 なぜ ? 何のため? いやがらせ? ....違う。 ”子供のカルシウム補給のため”....なの。...いいって! 他の物で取るよ!牛乳とか!
問答無用で毎朝飲まされた味噌汁には、頭もワタもついたままのいりこから出汁以上の何かがでて、地獄の沼のように濁り、飲めば生薬の如く苦く、しかも噛んでも噛んでも口の中からいりこが消えることが無かったのです

同世代の友人も「うちの食卓にも、同じころ恐怖の味噌汁が出初めたわよ!」と教えてくれましたが。味噌汁の具には好きなのとそうでないの、毎日食べたい気分のものと、なんか違うもの、がある。とはいえ家庭での食事ではご飯はリクエスト出来ても、味噌汁のまで「何がいい?」と聞かれるのはまれです、大人になって、(主婦になって)徐々に味噌汁が好きになってきたのは、自分の好みや気分で作れるようになってきたからかも知れない。
豚汁に里芋の代わりにジャガイモを入れたりついでにわかめとなめこも放り込んだり、ゴボウは苦手なので勝手にはしょったり。そうだ茄子が好きだから入れちゃおうとか...

温かい味噌汁というと、家族団欒というイメージと結びつくがわたしは一人の食卓で「ダメじゃない味噌汁」をごくんと飲むたび、美味いなぁ、 でもこれは自由と孤独の味なのだなぁと思ったりしています。

                ささやかな ひとり食卓の味噌汁



朝窓から見る外は吹雪いています。東京でも強い寒気の影響で雪に見舞われているらしい。全国的に荒れたお天気のようです。今日の病院の面会はお休みに。(電話が来て)
日常の光景や、味噌汁の匂いや、毎日の当たり前の光や音の中で何かが変わっていく。夫は癌になって、花や木々の色、風の匂い、雪の降る様子に心を振り向けるようになったと思います。今、(今朝の気温-16度)
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この一週間、空全体が白の点描画。冬将軍がまた通る。寒い、寒い日が続いています。
窓ガラスに北風が音がぶつかる音が、大砲みたいに、どおん、と鳴って、胸がドキドキする。
……寒波到来!……次の日の朝は、全てが凍りつく。氷点下。(-9)

昨日は夫の予約診療……あまり数値が良くないなぁ。入院の手続きを終え、夫は事務所へ、私はとぼとぼと、病院からの帰り道
ぴゅうぴゅうと、吹きっさらしの道を急ぐ。北風で木の枝が鳴る道で、あごの先っちょが、ひりひりと凍っていく。人間の身体で一番冷たくなるのは「あご」かも知れない。普段気にもとめなかった「あご」を手のひらでおさえて、温めながら歩く......。
自分の体の一部を、だいじだなぁ、とたしかめる見たいに。


どっさり降った雪に閉ざされる北の国では、あちこちで冬限定の雪のお祭りが始まります。
北海道では、華やかな「さっぽろ雪まつり」氷像が並ぶ「千歳・支笏湖氷濤まつり」青森では、「弘前城雪燈籠まつり」

病院の帰り一人で雪まつり会場になる大通り公園に寄ってみました。


                  雪まつりの準備中
          不思議なことに大通りに着くと雪が止み素晴らしい青空に。

               今年2012年2月6日~12日の日程で開催されます。
             まだまだ、足場固めの状態でした。トラックで運ばれてきた雪像の雪。
                今のところ何処のなにを作るのか、さっぱりわかりません。
         この15分後、あっという間に猛吹雪に........今年の気候はどうなっているのでしょう。
                
                     3時のおやつ
                ●カステラとクッキー(クッキーは息子から)●

         大好きなお友達が文明堂のカステラを送って下さいました。
       カステラの底にヌヌ目(ざらめ)の糖が残っていて、舌に心に細やかに
                   伝統の味を頂きました。 
                                      


                  
お正月がすこしずつ去っていく。
ぽたぽたと、やわらかい雨のような雪に流されて行くように。

でも、札幌は今日も雪です。さらさらの、かたくて冷たい雪は、風が吹くと足跡も、さあっと消してしまう。
作夜、バスから降りて帰る道。
凍るような夜空に驚いて、・・・黒々とした空には、雲がどこにもなくて、かじかんで縮んだような、小さい星と黙り込んでいる、冬の月。 はーと息を吐いて白い雲を作ってみました。月が寂しそうだったから。
なんかとても寒い夜。一月の五日目くらいからを「寒」と呼ぶそうです。

「寒」に入って九日目を「寒九」と言うのだそうです。その日に雨やみぞれが降ると、春が近いとか、
豊年のきざしと、言ったそうです。



                   冬キャベツ

冬のキャベツはかたくてちょっと平べったい。
寒さの中で、ふんばってしもやけみたいにかじかんだ手みたいにギュと閉じています。
だけど煮込むと、この堅いところが、甘くて美味しくなる。春キャベツの、あの爽やかさとはまた違う。
しみじみとした、温かい甘さ。ザクザクと包丁を入れて私はつぶやきます。「人間だって、本当に優しい人は、芯が、このっくらい、かたくて頑丈」・・・なんてね。

メニューはやっぱり、ベーコンとトマトでコトコトスープ煮でしょう。大きめの鍋で落とし蓋をしてコトコトコトコト。かたいキャベツの芯は、びっくりするほど、やわらかく、甘く。(鶏肉も少し入れました。残り物でしたが。)

玉ねぎ、ベーコンを炒めてキャベツを押し込んで、スープとトマトジュース、後はコトコト・・・
仕上げに塩、胡椒、オレガノ、アンチョビを加えて。

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               明けましておめでとうございます。
           新しい年の皆様のご多幸を心からお祈りいたします。。


大気の密度が濃く感じられる冬の朝。希望に満ちた朝の日差し、シャッターを切りながら、素晴らしい年が始まることを願いました(2012-1-4ー朝)

孫の(9歳)スキーやフィギァスケートを見たりして、またたく間に3ヶ日が過ぎ5日間の滞在を終えて東京に帰って行きました
賑やかだった日々が今は、ひっそりとして物足りなさを感じます


孫は9歳でした。訂正します。(彼女からのメールで)m(__)m
孫の年齢を間違えるなんて、もう、ボケ症状にまっしぐらですね 笑

時間は不思議ですね。
楽しい時は短く、寂しい時、辛い時は長く感じます。時間は平等の極値なのに・・・。

         
                      長男からの年賀状

                    「キミさん=義母のこと。
             私たちは母の介護に20年間明け暮れました。息子の年賀状を読んで
                    夫の目頭が潤むのをを始めて見ました。
          
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夫の5度目の入退院。
抗癌剤による化学療法は家族にも辛い治療です。点滴で薬を入れ始めた翌日になると、夫は必ずと言っていいほど熱を出し、面会に行くと顔が心持ちむくんで、腫れぼったく前の日よりも一回り大きく見えた。「大丈夫?」と不安そうに声をかけると、夫は「まだ気分は悪くないから大丈夫、平気だよ」と穏やかな表情を浮かべる。
気丈さの向こうに気遣いが透けて見えて、心が締め付けられ辛いです。薬の副作用はさんざん聞かされていたがその光景は壮絶でした。食欲が無くなり吐き気、血小板や白血球の減少、味覚障害...副作用に耐え採血で失敗を繰り返し八回も注射針をさされ(何度も注射針をさしているので採血しにくくなっている)8日間の治療を終え札幌の荒れたお天気の中(吹雪)、今日退院しました年が明けてまた、17日から、入院します。


                            ★★★★★★★★

病院の食事から解放され、何か栄養のあるものを食べようね、とスーパーによって...
魚屋さんで、ぷくぷくにふくらんだ牡蠣と目が合う....。
家を出た時の晩御飯の計画は、あっと言う間に吹っ飛んで、今日は牡蠣!となる。殻つきのまま生牡蠣に、レモンをギュッと搾って、ちゅるんと食べる。退院してきた夫と。やわらかなワタと、海のにおい...。北海道厚岸産(夫用)
牡蠣は、生か、フライか、味噌汁が好き。でも今日の私は、少し目先を変えてパスタに。ニンニクとネギと牡蠣のパスタ、ちょっと思いついてつくつて見ました。クリーム味も良さそうで悩んだのだけど、バターとお醤油少しを隠し味にして、ゼノベーゼパスタに。牡蠣がかたくならないように、火はさっと通して、ふっくらさせて。バター醤油の香りの湯気。
体が温かくなる冬のパスタです↓(わたし用)


            ↑一日遅れのささやかな、クリスマスローストチキン


                    ◎今年は今日で失礼いたします
                   みな様、良いお年をお迎えください ◎
            ありがとうございました!
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